シャワーの中に隠した雫

自分の寝室にキリコがやってきたのは、つい最近。

秘密基地を明かすような気持ちだった俺よりも、キリコのほうががちがちに緊張していた。

これまではキリコの家でコトに及ぶ場合が多かったし、そうでないときは出先のホテルか繁華街の安宿だった。でもこれからは俺の家も、その選択肢に含まれる。

キリコとの距離が、もっと近づいた気がする。ガキのようにそれを喜ぶ自分がいる。

しかし、とストップをかける自分もいる。大問題があるのだ。言わずと知れたキリコの稼業である。

死神の化身なんて異名を片手に、あいつは世界中飛び回ってヒトゴロシをしている。安楽死なんて聞こえのいい名前なんかクソくらえだ。あいつがやってるのは俺の大嫌いな稼業。やめろやめないの喧嘩を一万回はしていると思う。これは絶対お互いに譲らない。

ただ、それ以外のトコロじゃ案外と気が合うトコロがあるので、あいつとの付き合いは今まで続いてきている。

そんなあいつがウチに来るとなると、些かタイミングが微妙になってくる。

ウチの住所はあちこちにもれているので、駆け込みの患者なんかしょっちゅう来る。ウチで手術して、そのままリハビリまで面倒を見たこともある。この前の媚薬騒ぎの時だってそうだ。これからって時に急患が来た。そのときはキリコは別室にいたからよかったものの、もしカチあっていたら大変だったろう。

俺だけを知っている相手ならいい。だが、俺とキリコの両方を知っているとなると話は違う。

奇跡のオペを数多く行い、生きる尊さを謳うブラック・ジャックの家に、死を商いにするドクター・キリコが出入りしている。こんなことが噂になったら、どうなってしまうだろう。

まず俺の信用はがた落ちだ。オペの依頼は、ほとんどなくなるかもしれないな。風評被害もあるだろう。俺の治療の甲斐なく死んでしまった患者は、実はキリコが殺していたとか言い出す奴が出てくるかも知れん。または俺が治療できないと判断した患者を、キリコに引き渡して、二人でぼろ儲けをしているとか。

そこまで考えて馬鹿馬鹿しくなった。

くだらん。実にくだらん。

俺の信頼とか評判とか、人様が勝手に言ってるだけであって、俺自身になんの影響もない。言いたい奴には言わせておけ。そうやって今まで生きてきた。

ただタイミングがどうこうってのは、うまくやる必要があるかもしれないな。

電話のベルの音が響いて我に返った。

さっそく来なすった。急患だ。

アウトローの医者と蔑まれながら、住所も電話番号もばれてる。これじゃ普通に開業医してんのと変わらんな。

頭をかきながら、患者の到着を待った。

オペは無事に済んだ。ウチにある設備で何とかなりそうだったので、患者は少しの間ウチで入院させることにした。麻酔が効いているから、患者はまだ眠りの中だ。必要な処置を施し、現段階ではこれ以上することはない。

俺も休もうと、さっさと風呂に入って、冷蔵庫のものを適当につまんだ。

時計のタイマーを合わせて、定期的に患者の容態を見る。

入院患者がいるときの生活は、とても制限されるけど、必要なことなのだからするしかない。

患者は順調に回復し、2週間後には自力でウチを出て行った。その間にも何件か駆け込みの手術があったけど、術後はすぐに別の医院へ移動したり、そこまで大げさに安静にしなくても良い程度のものだったりと、うまいこと回せていたんじゃないだろうか。

誰もいなくなって、ようやく一息つける気持ちになった。

我が家の軒下でパイプを燻らせていると、ワインレッドの旧車がやってきた。

俺、この車種に乗ってた時期があるんだよなあ。色違いだったし、年式もグレードも違うの分かってんだけど。どうやって左ハンドルのを見つけたかね。

車はウチの裏手に停まり、ドアの閉まる音がする。

「こんにちは。ブラック・ジャック先生。お時間ありますか。」

沈みゆく夕日を浴びて、色素の薄い髪が金色に輝いて見える。

「こんにちはより、こんばんはだな。ドクター・キリコ。時間は残念だが、ある。」

精々嫌そうに言ってやると、キリコは白い歯を見せて笑った。

千客万来だな。我が家は。患者が立て続いたと思ったら、お前さんまでくるなんて。一人の時間がなくなった喪失感より、キリコが来てくれたことを素直に喜ぶ自分がいた。

キリコは先日俺が貸した医学雑誌を返却に来たのだった。掲載されていた論文の結論に対する意見の交換や推論をするのが楽しい。時間が経つのも忘れて話し込んでしまった。俺の腹の虫がぐうとなるのを聞いて、ふたりで顔を見合わせた。キリコはくつくつと笑うと、本を貸してくれた礼に夕飯を作ってくれると言った。おお、海老で鯛を釣った気分だ。

「冷蔵庫の中、何もないじゃないか。」

キリコが驚いた声を上げる。

「入院患者がしばらくいたからな。買出しもいけなかったし、ためてあったレトルトで何とかなったぞ。」

我が家には患者がいたときを想定して、病院食や俺のメシになるレトルトがいくつも常備されている。あとは霜だらけの冷凍庫に詰め込みまくった冷凍食品。これらは前回の入院患者がいたときに食い尽くしてしまったので、また調達して来ねばならない。

キリコは少しの間、冷蔵庫とにらめっこしていたが、やがて大きく頷いた。

「それじゃあ夕飯の支度をしている間、お疲れの家主様はお風呂でもどうぞ。」

「殊勝なことを。」

「お背中を流してさしあげられないのが残念です。」

ふふんと笑うと、しれっと冗談を交えて言ってくる。

「じゃあ、ゆっくり入らせてもらおうかね。」

嫌味な笑みを浮かべながら、俺は足取り軽く浴室へ向かった。純粋にあたたかい夕飯にありつけるのが楽しみだった。

しかし何もない冷蔵庫を相手にキリコは何を作る気なんだろう。野菜室に芽が出たジャガイモがあったかも。卵はひとつだけあったかな。米はある。キリコがどうするか楽しみで、久々に気兼ねなく風呂に浮かんだ。

風呂から上がると電話のベルが鳴った。

取ると患者がこちらに向かっているという。2,3やり取りしただけで、かなり切迫した症状だとわかった。こうしちゃいられない。

ふりかえるとキリコはいなかった。家の外から車のエンジン音が遠ざかるのが聞こえる。

食卓にはまだ湯気の立つ夕食がならんでいた。

やってきた患者は重篤で、オペに時間がかかった。今回の術後の経過は、ウチの設備では看きれない。そう告げると、患者の親族はすぐに入院できるところを探すから、一日待って欲しいとウチを飛び出していった。

朝日が昇ってくる。

血のついた術衣のまま、椅子に座り込み、タバコに火をつけた。

黄色い光の中に、細く白い煙が浮かぶ。

数時間前に見た色素の薄い髪を思い出す。

ふらふらと台所へ足が向かう。患者が来るまでの間に、あたたかいメシをかきこんだ。ろくに味わえもしなかった。シンクには俺の茶碗だけが残っている。

タバコを深く吸った。

勢いよく吐き出される煙は、台所の空気を汚した。

一日待って欲しいが二日になり、三日になったころ、患者に限界が訪れた。なんとか持たせているところに、やっと患者の親族がやってきた。救急車を連れて。最悪だ。

サイレンの音がいなくなるまでの時間が無限に続くようだった。

ブラック・ジャックの家から救急車が出た。あいつもとうとうヤキが回ったな。そんなことがあっという間に広がるのが予想できた。俺はやるべきことはやったし、手抜かりはない。もっと早くきちんとした設備のあるところに…そんなことを言い出したらきりがない。そもそも俺がやるべきことってなんだ?

呆然とソファに埋もれているうちに、やっと睡魔がきてくれた。

遅かったじゃねえか。ついでに死神も連れてこい。

悪態をつきながら、暫しの薄いまどろみに身を任せた。

次の日、噂をまだ知らない善良な患者を立て続けに手術した。

それから手術の途中で急変して、死んでしまった患者のことが頭から離れなかった。どうして、どうすれば、そんなことが延々と渦巻く。救急車で行ってしまったあの患者はどうなっただろうか。考えても仕方がないのに。まんじりともせずに朝を迎えた。

その次の日は大病院に入院している患者を、こっそりと俺が手術するという、実にモグリらしい依頼だった。依頼してきた医師が「君の家から救急車が出たというのは本当かね。」と聞いてきたのには笑った。噂ってのは普く娑婆に広がるもんだ。

「間違いありません。ご心配なら、私ァ降ります。」

横柄に告げると、疑いの眼差しを向けながらも、俺を手術室へと通した。

設備が整った大病院。大勢のスタッフ。俺の頭はギンギンに冴え渡り、好条件の中、問題なくオペは終了。俺は報酬をもらい、さっさと帰るだけ。真夜中の病院の廊下を足早に歩いた。

だが、折角だ。一般病棟の設備を見せてもらおう。ウチに足りない設備をはっきりさせたかった。そんな思いつきで病棟に潜り込んだ。ぎらぎらした目で廊下から覗き込み、空いている部屋を探しているうちに、暗い部屋の中に人影があるのに気付いた。

誰だか、すぐにわかった。

キリコだ。

仕事をたった今終えて、帰り支度をしている。

会いたくない。

今のお前に会いたくない。

なのに俺の足は動かない。

夕暮れの光の中で笑ってくれた頬は、蝋のように固く。

金色にさえ見えた髪は、闇を吸って重く。

会いたかったのに、会いたくない。

キリコが俺に気付くのは時間の問題だった。

「…こんばんは。ブラック・ジャック先生。」

「また人殺しか。ドクター・キリコ。」

俺の口は常套句を再生する。

「人殺しじゃなくて……」

言いかけたキリコは、俺を見つめたまま黙ってしまった。眉間にしわを寄せると、俺のそばを風のように通り過ぎる。「外で話そう。」すれ違うときに、そう聞こえた。

ワインレッドの旧車が暖機運転をする。俺も今日は車なんだ。そう言うと「じゃあお前のところに行ってもいいか。」と、強い調子で言われた。仕事帰りの死神の化身を家に上げるブラック・ジャックも面白いか。そう思ったから、頷いた。

深夜のハイウェイ。

俺のあとを、キリコがついて走っている。

追いかけるふうでもなく。追い越すふうでもなく。

まもなくウチに着いた。俺はいつもの定位置に駐車し、キリコは裏手へ停めた。

ウチの中に入ったキリコは、眉間のしわをもっと深くした。なにかに怒っているみたいに見えた。俺の無様な失態も、とっくにキリコの耳に入っているのだろう。罵倒されるか、張り倒されるかしたら、ちょっとはすっきりするかもしれない。

「お風呂借りてもいい?」

キリコの発言が理解できなかった。俺の返事を待たずに、キリコは浴室へ向かう。一度しか使ったことがないのに、よく場所を覚えてるな。なんてぼんやり思った。やがてシャワーの音がした。

ああ、好きにしろ。どうでもいい。コートもかばんも何もかも重い。引きずるようにしてソファにのせて行く。ジャケットを脱いで、タイに指を掛けたとき、目の前に影がさした。

キリコが俺の前に立っていた。白いシャツにスラックスをはだしで。石鹸のかおりが、特別異質なものに感じた。

「簡易的な消毒しかできなかったが、許して欲しい。」

そう言うと、俺の手をそっと取った。両手を包み込むようにして。そうしているうちに、俺は自分の指がとても冷たいことを知覚した。とたんにがくがくと震えだす指が疎ましい。震えを押しつぶす勢いで、キリコは俺の手を握った。キリコの体温が手の甲から沁みてくる。

「今日のお前、若いときの私にそっくりだ。」

手の強さとは違って、やわらかい口調が耳をくすぐる。

「ご飯食べてる?」

「…いつ、食べたっけな。」

「ちゃんと寝てる?」

「ここんところ……」

「重篤な患者が居たんだね。においで分かるよ。よく嗅いだにおいだ。その患者を一人で看ていたってところかな。」

「まあ、そんなところ。」

そんな会話をキリコと一切視線を合わさずにした。ただ手の温みだけが分かる。

「コーヒーが飲みたいな。台所のどこにあるか、教えてくれるかい。」

俺が「うん。」というまで、キリコは俺の手を握り続けた。

あたたかいコーヒーを飲むと、少し落ち着いた。

「俺は開業医じゃないってのに、次々と急患がくるんだぞ。千客万来だ。」

「俺のウチに救急車が来たんだぜ。しかも患者を運び込むんじゃなくて、連れて行く方。」

「噂ってのはたちどころに広まるもんだ。それをまだ知らない善良な患者たちを手術したよ。」

ここ数日の最悪な出来事を、自嘲気味に話すことすらできた。コーヒーになにか入れたのだろうか。

「笑えるな。」

キリコが穏やかに言う。とたんに視界が歪みだす。ああ、どうして。

「お風呂入っておいで。」

そういうキリコの助け舟で、浴室にたどり着くまで、なんとか持ちこたえた。シャワーの中に雫を隠すことができたから。

風呂は命の洗濯なんて言うのを聞いたことがあるけれど、あながち無い話ではないかもしれない。久しぶりにきちんと風呂に入れた爽快感あってか、さっきの自分とは比較にならないくらい思考はすっきりしていた。ただ勢いで風呂に入ってしまったので、着替えを持ってこなかった。

バスタオルを腰に巻いて、うーんと唸る。自分のウチなんだし、着替えを取ってくればいいだけなのに、キリコがいるとバスタオル一枚で出て行くのも憚られる。廊下まで出てもじもじしていたら「湯冷めするよー」っと、台所でカップを洗うキリコの背中越しに声をかけられてどきっとした。コイツ背中に目がついてるのか?くそ、どうして我が家でこいつに主導権をとられにゃならんのだ。

いらいらしながらバスタオル一枚でうろつく俺を、ニコニコしながらキリコが見ているのに、俺はまだ気がつかない。

寝巻きに着替えた俺を見て、キリコは腰を上げる。

「それじゃあ帰るよ。よく休んでね…」

やさしい微笑を浮かべて言ってくれるのは、とても胸に来るものがあるんだけど、違うだろ。

「お前さん、俺の母さんになるには大分若すぎるぞ。」

俺を引っぱりあげてくれたのには感謝するけど、そこは違う。幼い頃の記憶のように、俺はお前に母さんのように頼ったりしない。無償のなんとかってのはお前さんには似合わない。メシ作ってくれたり、風呂に入れてくれたりだけになっちゃうのは、若い役者に肩入れする大女優みたいで嫌だ。

それに俺はどっちかが我慢してるような関係は大嫌いだ。けちだからな。忘れてないぜ。お前さんが晩飯だけ残して消えてしまった夜のこと。

「面倒看てくれるんなら、最後までだろ。」

ぱっと両手を広げた俺を見て、やがてそろそろと近づいてきた。手を広げっぱなしってのも、なかなか恥ずかしいな。焦れる俺を上目遣いに見て「いいの?」と寝ぼけたことを抜かすので、そのまま腕の中に閉じ込めて出られなくしてやった。

電話のベルの音がする。

鳴り止まないので、仕様がなく出る。

急患か。

「現金で5千万円。出せなきゃお断りですぜ。」

相手は勝手に電話を切った。

これこそ、モグリだろ。

自由業。

寝巻きの下だけつけた俺は、また寝室へ戻る。

かわいい女が待ってる寝室へ。

拍手絵変更しました。&拍手お返事

やああっと拍手絵を更新しました。冬バージョン。クリスマスとお正月を意識して。

どっちも好きなんだあ。

よかったら拍手ボタン、ポチって見てください。

拍手お返事~

***uさま、ご心配おかけしまして、どうもすみません。絵を描くときのくせといいますか、なんといいますか、発散せずにはおられん瞬間というものがありまして…自サイトだしいいよね、とヤサグレた次第です。お気遣いなく!そしてありがとうございます!

ヤサグレた記事に拍手を下さった皆様に感謝です。これからもたまにこういうアレな記事を書きます。多分。なまあたたかく見てやって下さい(笑)

その他、いろんな作品に拍手を下さった方々、ありがとうございます~元気が出ます!

寒い寒いと言いながら、我が地方には未だ本格的な雪は降っておりません。

スタッドレスタイヤをダブって買うという、信じられない愚行を犯した身といたしましては、心身ともに、財布も共に極寒でございます。

みなさま、スタッドレスタイヤの確認だけはお忘れなきよう!←

【BLOG】なにをやってもあかんわ

なーにやってもあかんわ、もーなーにやってもなー(岡崎体育)

何を描いてもあかん傾向にあります。以前に描いたカットが気に入らなくて描きなおしたり、現在の話に整合性を持たせるために、数話前の完成したページをいじらなければならなかったり。

ハーイ、私がしたいからやってるんでえす。

でも思いつくままにいじってたら、あっちもこっちも空中分解するぞ。すでに原型をとどめていない話があるぞ。それを何とかしたくて飛び火してるんだぞ。

ペン先の設定も行方不明。数年前の自分の絵を見ちゃって激しく落ち込む。その数時間後にいい表情が描けてニコってなる。なにこの感情のジェットコースター。怖っ。

唐突に、岡崎体育ー!新曲ありがとー!ホルモンと対バン予定だった東北おつかれー!「バンドざまあみろ」とか歌っちゃう予定だったのかな。ホルモン丁度4人だしさッ!うわあい。怖っ。

やさぐれて今日の一日を終えます。

なーにやってもあかんわ、もーなーにやってもなー…

そんな日もある!!!また明日!!!

拍手お返事(12/15)

拍手お返事(12/8)&晩餐に拍手を下さった方、おいしそうと言ってもらえてうれしいです!やった~!こういう絵を描くとき、おかずは自分がこれまでに作ってみておいしかったものや、レシピ本を見ておいしそうだ!と思ったものを選んでます。器はこんなのが合うんじゃないか、テーブルに配置するとき、このおかずをここに置くと皆取りやすいんじゃないかとか考えながらやってます。マンガではモノクロですが、頭ン中ではフルカラーです(笑)

***uさま、わーい!サンドイッチのことも褒めていただいてうれしいうれしい。自分でも本当に謎なんですけど、キリジャを描き出した頃からキリコ先生は料理がうまいに違いないという思い込みがありまして、そのまんま今日にいたってます。後付で実は…みたいな自分設定もあるんですが…どうして飯炊きキリコ先生にしちゃったかなあ。完全にブラックジャック先生は胃袋を捕まれてますね。逃げられないな、これは。

返信不要の方、拍手の方、どうもありがとうございます!

にゅ~ジンジャー!

【BLOG】拍手お返事(12/8)&晩餐

拍手お返事遅くなりました~

*u**さま、キリコ先生堪能していただけて何よりでっす!離れてわかる良さってありますよね。はやく邪悪なキリコ先生を描きたい欲求に悶えてます。

返信不要の方々、拍手の方、ありがとうございます!

気合の入ったコマができたので~

説明の文字が汚い、潰れてる…説明させてください←

時計回りに説明しますよー

ハーブポテトフライ、冷凍ポテトを揚げるときにローズマリー、セージ、タイムなんかを一緒に揚げて、油を切ったらざっと塩をまぶしてできあがりです。おいしいです。

生ハムと洋梨、イチジクもおいしいですね。洋梨だとさっぱり食べられます。周りに散ってるのはザクロの粒です。これ説明がないと完全に分からないな。

岩下の新生姜ちくわと大葉巻き、元ネタわかった方、一緒にライブ行きませんか(笑)

ミニトマトのモッツァレラチーズ焼き、スキレットがあればすぐできます。これだけで酒がぐいぐい進む魅惑の一品。今は…私はウーロン茶といっしょに食べてます。おいしいです。

黄身味噌田楽、田楽自体あまり食べないのですが、旅行先で食べたのがおいしかった!あれは多分豆腐じゃないな。なんだろう。生麩?濃厚で味噌の風味と良く合いました。黄身味噌にしたのは色合いです。木の芽味噌でもよかったかな。

フェタとゴーヤの白和え、白和えなんで衣に豆腐が入るのですが、そこに更にフェタチーズが入ります。塩味の濃いチーズなので、この料理の場合は調味料代わりにもなります。danchuに載ってたのを作りました。結構そこからレシピ引っぱってますね。

クレソンと薄揚げのサラダ、近場にクレソンを栽培している公園がありまして、そこからよくクレソンを摘んで料理に使います。ただねー、クレソンはアブラナ科なのでモンシロチョウがすごい数で飛んでるんですな。摘んでからすぐに調理しないと、少し困ったことになります。サラダにするならスーパーで買ってきたクレソンがいいと思いますよ。

ニンジンとスモークサーモンのマリネ、ニンジンはスライサーで刺身のツマくらいの細さに、スモークサーモンは食べやすい大きさに。私は横着してそのままイタリアンドレッシングで和えてしまいます。ケッパーとピンクペッパーも入れると、味のアクセントになっておいしいですよー

あさりの酒蒸し、いわずもがな、ですね。

たたききゅうりの梅わさび和え、私は梅を調味料に使うのが好きなんですが、家族はそうでもないみたいで、さみしいなーと言う気持ちを込めました(迷惑)

グリルチキン三種、テリヤキ、タンドリー、ネギ塩とお好きな味をどうぞ。どうでもいいですが、私はタンドリーが好きです。パルテノプレーンヨーグルトに好きなスパイスなんでも入れて、ケチャップと塩でなんとなく味付けして、グリルに突っ込みます。てきとうな料理…

いやはや読んでくれてありがとう。ご飯を美味しく描く人はすごいですね。私なんかは、もう、雰囲気と説明で何とかしようと言うセコイ手段に出てますからね。このコマがどこに使われるか、お楽しみに~

【BLOG】ギスギスorあまあま

ギスギス回を奥歯ギリギリ言わしながら描いてます。んもー、私はバカなんだからロジックとか組めないっつーの。同じような展開を繰り返しちゃうの。ホントごめん。これでいいのかおもしろいのかと自問自答し疲れたので、ぽーんとサイトにほっぽり投げに来ました。

生意気に下描きからペン入れ、仕上げまでスクショ撮って見ましたが、わかったこと…下描きが一番いい……ああもう、どうしてどうして。

今はWクロオがギスギスしてます。彼らにほのぼのの時期ってあったか?

こんなに数ページにわたってギスギスしてるのは、描いてるほうもしんど…いや自分が考えた話なんですけどね!ほら、みんな仲がいいほうが精神衛生上良いでしょ。

私自身話せば分かる精神の持ち主なので、説得シーンが長いです。長台詞ばっか。これ写植すんの?自分?ははっ、笑える。わらえ…笑えよ……ネームの段階で疑問に思ったことをそのまま下描きに持ち込んで、仕上げの段階になって「やっぱり無理ない?」って怖気づいてんだよう…

ふう……

泣き言を零したら、少し頭が整理できたようです。言い訳ができたから安心したとも言う。このギスギス描き終えたら、あまあまを描くんだ…絶対描く。それがごほうびだ。究極の自給自足。砂糖を吐きながら描いた回が思いの他楽しかったので、甘い話を描くのも悪くないなんて思い始めてます。そう言いながら耳には打首獄門同好会が刺さってますから、甘さの加減が分かろうというもんです。ニクタベイコウ!そうしよう!

わーっと書きに来ちゃったもんで、拍手のお返事はまた後日!!ごめんなさい!!

【BLOG】環境設定

数年前にiPadProを仕事用にと購入し、そのうちそれで絵を描くようになりました。今では手放せません。キリジャを初めて描いたころはSAIを使って、Wacomのペンタブを握って、ペン先はもちろんフェルト芯…あのころの絶妙なアナログ感は何とも言えないものがありました。

今のiPadもいいけど、この表面のガラス面につるつる滑る感じは何とかならんものかとか思っていたら、いやはや世の中には素敵なものがあるもんですねえ。ペーパーライクフィルムを貼ってみました。なるほど、ざらざらしています。程よい抵抗がありそうです。なになに、ペン先が磨耗すると。それはそうでしょうが、いけませんね。交換用にペン先も購入しましょう。もちろん純正で。さて使ってみましょう。

これが11月の中旬頃でした。今?使ってますよ。2つめですけどね。

筆圧が強すぎて、3500円のペーパーライクフィルムを2週間でつるつるにする事案が発生。

同時にりんごの白いええ感じのペンのお高いペン先も、大根おろしのように削れました。

全部、筆圧の強さが悪い。

そんで、まあ、コスパは最悪ですが、描き心地としては悪くなかったので、今は値段を抑えた新しいものを準備して継続して使ってます。いいところと悪いところがわかってきましたが、今一番困っているのは、線がよれるという点です。もともとおきれいな線を描く人間ではありませんでしたが、このところの自分の描く線のよれ具合が気になって気になって。原因はなんでしょうかね。普通に描いていてよろっとなるのは、もうそういうものだと思うしかないです。ぐっと力を入れて描かないと思うような線になってくれなかったり、謎のカーブがうまれていたり…ペン先の磨耗にも原因がありそうです。iPadの表面が歪んでいるとか言うオソロシイ想像は封印してしまいましょう。

あと…筆圧感知とか手振れ補正の存在を最近思い出したとか…

いや!SAIではやってた!ちゃんとやってた!ただ忘れてたんだ…もっと早く思い出していれば、あのフキダシもあのカットも、もう少し人並みに描けていたかもしれないって…

ん、自分のヘタレ具合をツールのせいにしたり、ハードのせいにしてはいけない…?

ごもっともです。ハイ。精進します。

オチもないので、作画してて思うことは

もっと絵がうまくなりたい!

ホント、それだけです。がんばるぞ。

【BLOG】拍手お返事(12/1)&・・・

トロ&クロオに拍手を下さったスクショに悩める同志の方、パズルこれ無理ゲーじゃね、と画面見た瞬間に心が折れるの、ありますよね。今のイベントもパズルをクリアしないとアイテムもらえないし…課金に心が揺れますが、今のところこらえてます。私はこのところスクショ上手く撮れない病にかかってます(笑)

***uさま、ど、どうしよう。ひょっとしてハードル上げてます?自分?いやあ、所詮私の描くものですから、どうぞ、かるーいお気持ちで!とか言いつつ、今日のキリコ作っちゃいました。

兄さんのデコルテ…そこに日本酒流し込んでいいですか…人肌にあっためてくれますか…末期

キリコ兄さん描いてる時がなんだかんだ一番イキイキしてます。描きやすいです。かなり自由度の高い服装をさせられるのもパロディのいいところだなと感じています。とはいえ彼はこっちでもほぼスーツなのですが。

あああああああああああ。悪い顔が描きたい。キリコ先生の邪悪な顔が描きたい。目つきの悪さ全開の凶悪な微笑みが描きたいいいいいいいいいいいいいい。(穴を掘ってその中に叫ぶ)

でも今はこっちが先。家族パロはいよいよ最終章へ。ここに来て、もう仕上がったものが気に入らなくなって描き直したりしてますが、進めるものはやっとかないと。半分以上描き直した話もあったり…タハー…ぼちぼちやってます。

拍手を下さった方、返信不要の方、あたたかいコメントをありがとうございます。元気が出て腱鞘炎も治っちゃいそうな勢い!(生意気に利き手に腱鞘炎を起こしてます。)

師走です。一気に冬になりそうですね。みなさま、お風邪など召しませんよう、あたたかくしてお過ごしください。

【BLOG】拍手お返事(11/24)&トロ&クロオ

天丼です。なんというタイトルでしょうか。分かりにくいよりはいいかなんて開き直ってます。まずは拍手お返事から~

**r*さま、私もマンガが好きで好きで、気が付きゃずっと落書きしてるクチでした。でもこれだけ描いてわかったのは、これを仕事にしてご飯を食べている漫画家さんはすごい…!!感謝してコミックスを買おう、そう思いました(笑)私の拙いマンガでも描いててぜーぜー言ったり、一人でほくほくしたりして、ぼちぼちやってます。いつか見ていただける日を楽しみにしながら^^エネルギーいただきました!ありがとうございます~!トロのほうも楽しんでくださってよかった!

トロとカルディオトキシンに拍手を下さった方、ふふふ、どうです。ウチのトロは。教育とはすなわち愛情であると言い切りましょう(邪)スクショ撮るの、大変ですよね…私もフキダシが被ることはしょっちゅうです。なので、最近やってるのはストーカー方式です(不穏)パズル終えて町に戻る、もしくは宿から出た後、ポケピの配置変わってますよね。2,3人にバラけてくれてる時に狙ってます。おかげでスクショの連射も上手くなりました(自慢にならない)。参考になれば良いのですが…とにかく張り付くキモチワルイ方法です。

【今日のトロ】ピエールの家に温泉ができました。みんなでいっしょに入っていたとき…

えっ
ええっ
トロ、人間になったらドクター・キリコになりたいのかあ…
なんだろな、諸手を挙げて歓迎したい気持ちと、両の腕を振り回して制止したい気持ちが、私のこころのうちでせめぎ合いますぞ。
そしてじわじわと広がるカルディオトキシン汚染…

【今日のクロオ】

いやああああああ、医療シーン難しい!!知ってた!何年も前から知ってた!なのに結局正面からぶつかり、イヤになって今日のクロオなんかまとめてる私ですよ。大間違いだらけなのはわかってるんですが、ええかっこしいなもんで反射的に取り繕っちゃって結果これでいいのか?とか迷ってしまってペンが止まる…ははは。これまで貯めてきた医療系の資料が火を噴いてますが、私の足りない頭では使いこなせてないです。せっかく作った素材なのに、ワンカットしか使えなかったり、隙間を埋めたいだけなのにどうしても納得がいかなかったり。ぜいぜい言ってますが、これも楽しい!楽しいんですよ!

クロオが本気でがんばる回を描いてます。この回を描きたかった。彼にあの言葉を言わせたかった。家族パロを思いついてしまった春の日の景色をありありと思い出せます。あまりの罪深さ(敢えてそう言いいます)に激しい自己嫌悪に陥りました。こんな救いのない話を、どうして私の頭は思いついたかと信じられなかった瞬間。

そこから救いも笑いさえも与えてくれたのは、ひとえに手塚先生の描くキャラクターの魅力に他なりません。私の貧しい悲劇的な発想を、見る間に情熱的に塗り替えたのはブラック・ジャック先生をなぞったクロオの存在です。原作を一気に読み返し、ブラック・ジャック先生にもう一度惚れこむのとともに、クロオの可能性を深めることができました。それを表現し切れているのかはわかりませんが、不器用で向こう見ずで、そのくせ傷つきやすいのに、身を焦がす情熱だけは捨てきれない。クロオはそんな男です。

原作への深いリスペクトは当然の事ながら、私の描いているものはパロディですから時にはブラック・ジャックの世界観を飛び出して、描きたいものを描こうと決めています。だから、あーんなシーンや、こーんなシーンを描こうと、まだまだ頭の中に描きたいことがとぐろを巻いているのです。今、死ねないぞ。まじで。

長くなっちゃった…最後までこんな独白を読んでくださってありがとう。楽しみながら、苦しみながら、笑いながら、耳からハードロック流し込んでヘドバンしながら描いてます。物語は中盤のクライマックスへ。それも三分の一程描きました。月並みな平凡な話です。大切に紡いだこの話を皆さんにお披露目できるよう、またひとコマずつ気合を入れて描こうと思います。よっしゃ。

【BLOG】拍手お返事(11/20)+進捗

拍手お返事です。

◎さま、私もそれ買いたいです。どこでリリースされてるんですかね。財布の準備は出来てる…

拍手を下さった方々、ありがとうございます!

【今日のクロオ】

完全に自己満の進捗状況報告なんですが、家族パロついに200ページ超えました・・・でもまだこれから中盤のクライマックスのネームを起こします。これができれば、ちょっと楽になるはず・・・!医療器具とガチンコバトルをしないといけないので果てしなく気が重いです。これをなんか良い感じにふわっとぼかしたり、ベタでやりすごしたりしたい。詳しくないし、大間違いだらけなのはわかってるしなあ。弱気弱気。

謎の自己設定目標で「雪が降る前に家族パロの決着をつけたい」とゆーのがありました。ありました・・・いや、諦めてないッスけど、ちょっと無理じゃねっかなつーか、ウチの地方わりと雪降るの早いし。諦めてないッス。諦めません、描くまでは。違いますか。そうですよね。今描いてたのが砂糖吐きまくりのゲロ甘回、忌避してきたモノローグ全開キラキラ回だったので(もちろん必要だったので重要な回なのです)殺伐が描きたい・・・バリバリケンカして嫌味の応酬しながらベッドに転がり込む話を描きたい・・・と思考が逃避しました。

しかしながらと、こうまで意地になって家族パロを描いている理由に行き着きます。自分の中のキリジャを見つめ直したいと思ったからこそ、今のあがきがあるのです。殺伐が描きたいと思った、この感覚も大切に記憶しておきます。

家族パロはゴールまで話がすっかりできています。あとは私の手が早く動くことだけ。かといって突貫では後で困ることも。いいや、そんなこと言ってられない。もう時間がない。描く!!

そんなわけで、まだまだ当面ブログと拍手お返事、トロの不穏なつぶやき()のみの更新となります。拍手絵も変えられずにいますが、水面下でもがもがやってることをどうかご承知くださいませ。11月も半分以上経っちゃったなあ・・・早い。ではまた!