【9話】秋桜流し

「きっと言える」の後日譚。酔った勢いでも口にした言葉は無しにはならず。その言葉の重さを知るクロオは崖に向かって突進する野生馬のようです。キリコからクロオへ、クロオからキリコへわたるコスモスは、それぞれの思いなんか知るところではないでしょう。

【8話】きっと言える

おまけ~ラーメン屋を出た後のクロオ

ヘテロのラブシーンともいえない甘酸っぱいシーンを描くのに、おそろしく抵抗がありまして、カンフル剤としてユーミンばっか聞いて描きました。だからタイトルもユーミンです。恋はユーミン。偉大だ、ユーミン。

【7話】間少年の場合

暴力的表現があります。苦手な方はご注意ください。

クロオの悩める高校生時代の話でした。家庭内暴力はいかんと思うのですが、家庭でしかできない指導もあります。

そういった意味合いでキリコ兄は家長としての振る舞いを求められる立場にあり、非常に苦しい部分が偲ばれます。キリコ姉は母性の役目を担いつつ、下兄弟の思春期を迎え、血縁がないと言う事実を突きつけられる場面が増えていきます。

そしてのびのびと育った(本人達はそう思っていませんが)クロオと黒男は、この一件をきっかけにギスギスしていきます。しかし低レベルの争いにとどまっているあたり、彼らなりのコミュニケーションとして成立しているのでしょう。世の中には様々な形態の家庭があります。その中のひとつとして彼らの家族は存在しています。

【6話】早朝のふたり

キリコ姉さんと違って、こっちのキリコ姉は生きることについて受動的で、主観というものがありません。しなければならないことを必死にしてきて、気がつけば今に至っている。自分の時間を持つ余裕がなかったともいえます。それゆえに自身の選択で就いているホスピスの仕事に、誇りを持ち、信念を貫いています。彼女のケアはどれだけの患者の心を、おだやかに出来るのでしょうか。

そしてクロオの恋敵は死神です。ちょっとやそっとじゃうまくいかないぞ。がんばれ、クロオ。

【5話】ナッちゃんと老後の保険

黒男の中学、高校の学校生活について妄想した話です。ブラック・ジャックに登場するキャラクターと絡ませてみたかっただけです…意外と交流のある人が多くて驚きました。

原作で本の貸し借りをしていたというだけで恩を着せるナッちゃんは、かなり肝の据わったブラコンに相違ありません(笑)

【4話】卒業写真

おまけ

原作のBJ先生には家族と撮った卒業写真は存在しないのだなあ、とふと感じたことからできた黒男の成長の物語でした。

原作ではいじめられていたという描写があるので、何につけても好奇の目に晒され、辛くて悔しい思いをしてきたのでしょう。黒男にとって初めてそれを自覚した時のことを妄想して描きました。自己と他者を区別できるようになると、自分を客観視できるようになりますよね。2年生はそういう時期だと思います。1年生のときのように「みんなともだち」じゃなくなるんです。それを際立たせたくて車椅子の描写を入れました。はじめの設定のときと違いますがご容赦を。

キリコ兄姉はくどい説教をするタイプではないので、おおらかに見守ることで弟たちの成長をサポートしていきます。その中で自分たちはどうするのかという場面もキリコ姉を通して描きました。姉を支えるキリコ兄さんは頼もしくあります。しかし彼は就職活動にゼミに卒論と、実に多忙な中にいます。家庭に戻れば大黒柱としての役目もある。姉のほうも入試に予習復習、家事を兄と分担して行っています。いつ休んでいるのでしょう…このへんはまだ妄想のしがいがありますね。

「ごめんなさい」が言える子は、まっすぐ伸びる気がします。この件に関しては黒男がそう言えるまでに4年もかかってますが、あいつのせいです。あいつは「ごめんなさい」が言えないタイプ。でも心の中では死ぬほど後悔してるタイプ。それはまた別のお話で。

【BLOG】ベルセルクおもしろいよ

※これを描いたときはガツキャス一択でしたが、今は…うーん。今後に期待。

久しぶりにベルセルク読み返したら、これがまたおもしろい。

すごく幼いころに読んでショックを受けて、軽いトラウマのある漫画です。孔雀王と同じくらい。蝕の衝撃たるや筆舌に尽くしがたいものがありました。こんな凄惨なシーンを他に知りません。今でも蝕の話を避けて読むほどに。でも一応続きは気になっていたので、たまに漫喫で読んだりしてました。それももうずいぶん前のことです。

以下ネタバレ含みます!

なぜか唐突に今、ベルセルクにたぎっております。アニメ一気に見ましたあ。

あああ、ガッツかっこいい!!魔物をブチ裂くガッツかっこいいよ。にやってしながらドラゴンころし振り回すガッツかっこいいよ。狂戦士の甲冑を身に着けて人外の動きをするガッツかっこいいよ。(語彙の揮発)

22年ぶりにヒロインが喋ったと三浦健太郎先生自身も自嘲気味におっしゃっておられるそうですがー復活したキャスカの今後の選択が楽しみで仕様がないです。実はキャスカはあんまり好きなヒロインじゃなかったんです。ガッツとグリフィスの間でどっちつかずだし、ヒスは起こすわ、不条理だわで、納得がいかない行動ばかりだったもので。でも正気を失ってからのキャスカを必死に守るガッツを見ているうちに、こんなにも彼が大切にするくらいに重要な女性なんだと見る目が変わりました。初読から時をおき、黄金期を何度も読み返して、キャスカの心の変化に寄り添ってみたのもあります。

そんなキャスカの復活だと聞き、まずはkindleで39巻40巻だけ購入して読んだんですが、うーん、この…なんなんだ、この全員かわいい感じは…ガッツは元からかわいいさ。知ってた。しかしまあ狂戦士としてドラゴンころし振るってる人物と同じとは思えないくらいに、穏やかな表情を見せてくれます。儀式が行われている桜の大樹を遠くから見守る顔!恋する少年じゃんねー!くわああとひとしきり悶えました。これもギャップあればこそ。狂戦士の甲冑を血潮散らして纏い、ドラゴンころしで人知を超えたものの臓腑を裂く。壮絶の一言に尽きるほど業火にわが身を焚べて戦う理由は、一人の女性のためっていうね。その目的が純潔なまでの理想とすっぱり言えないほどに、ガッツはキャスカに関して苦しみぬいた。

そのひと段落が40巻で来るのかと思いきや、まあ…そうきたかよ…ガッツ見ただけで発狂するとか、キャスカだけあの時から切り離されて戻ってきてしまった。蝕の記憶にうなされるのは彼女だけではないのに。ガッツは怒りに変え、キャスカは精神錯乱で、あの凄惨な記憶を乗り越えようとした。出力の方法が違うだけとはいえ、ガッツが不憫でなりません。

もう、もう。

ガッツを幸せにしたってくれえええええ。

本当に、もう。ガッツぼろぼろじゃんよ。あんな顔させないで。

ガッツの流した血が報われる瞬間を見たい。一瞬でいい。

キャスカが自分の傷とどこまで向き合えるのか、根本は何も解決してないのは至極当然。受け入れるのか、時と縁が癒すのを待つのか。どっちにしたってもう先に進むしかない。どうすればいいのかって?

お 清 め セ ッ ク ス だ よ !

あのマイナスイオンセックスをもう一度、妖精が群がる衆人()環境でやっていただきたい。

「お前、いつも怪我してるな。」のくだりを狂戦士の甲冑を脱いだガッツを見てやってほしい。

そしたらもう全部解決する。間違いない。

ガッツを、ガッツを癒してやってくれよお!

そう滾ってしまい、とうとう先日密林でアニメ2期以降のベルセルク単行本一気に買ってしまいました。どのエピソードも凄惨な経過はあるけれど、ガッツがドラゴンころしを振るえば何かが開ける。だからガッツがどんなに傷ついてもついていける。ただ彼は人間だから、もうギリギリなんだとも感じます。だからこそ癒してやってくれええ。

でもそうなるとキャスカ退場のカウントダウンが始まってしまうのかな。そんで妖精の島から出てきたら、世界は世紀末覇者の様相を呈しており、剣なんか古臭い時代になっていた…なんてな。リッケルトがゴドー爺さんみたいになって再登場してきたらどうしよう。鬼畜設定ポーンと放ってくるのがベルセルクだもんなあ。

鬼畜っていやあ、そもそもキャスカの心を取り戻す旅に、シールケとファルネーゼを選んだのも他に選択肢がなかったのもあるでしょうが、なかなかに鬼畜な所業ですよ。淡いか何かは知りませんが、少なくとも自分が好意を持つ異性の思い人の記憶をたどるってのは、常に選ばれるのは自分じゃないんだと身を裂かれるよう。実際にファルネーゼは自分に言い聞かせるように、堪えているように見えました。こんな状況でキャスカの心臓を戻せたファルネーゼはすごい。ファルネーゼめっちゃかわいくなるな。断罪編から見間違えるよ。天使だな。あんな健気な子いないよ…

新刊がいつになるかとんとわかりませんが、ベルセルクを休載しての完全新作の新連載とは……三浦先生…生殺しかよお…インタビュー記事見た限りでは、ベルセルクを軸に据えてのスタッフ育成環境設定ありきの新連載っぽいですが……でもなあ、妖精の島に着くまでに7巻かかってるからなあ。ガッツの心が癒えるまで何巻かかることやら…グリフィスパート要る?髭骸骨です。

あーもー!にゃろう!待つぞ!こちとら34年で15巻までしか出てない鬼畜情報過多副読本満載重量級漫画の奴隷をずっとやってきてんだ。30年で40巻も出してんだろ?年一の単行本?優等生じゃねえかよお!三浦健太郎先生、なんぼでも待ちます。ただエンディング描く前にお隠れになるのだけはやめてください。健康第一。

しかし釣りキチといい、どうしてこうも長い漫画にばっかりはまりますかね。うん、おいしい、おいしい。ふう…(賢者m)

拍手お返事(1/24)

***uさま、おかげさまで描き上げることができました~お目にかけるのが、楽しみなような、怖いような…破損したデータが思いの外多くて、作業に時間がかかるかもしれないなあと、遠い目をしてます。きちんとお知らせに来ますので、またよろしくです~お心遣い、ありがとうございます!

大事なお知らせ

ようやく家族パロが完成しました!

わー、パチパチパチパチ(自演)ドンドコドンドコ()

現在は、累計300ページを超えた家族パロの容量に耐えられる移転先を整備中です。

こちらのサイトで破損したままの画像データの修復、ブログなどの記事の移管を含めまして、しばらくの間メンテナンスのお時間をいただきたく存じます。

急なお知らせで、大変恐縮ではございますが、1月25日(土)よりメンテナンスに入ります。

作業にかかる具体的な時間は、まだ不明な点もありますが、おそらく2月頭には新しいサイトのご案内ができるかと思います。

閲覧可能なページは最終的にトップページのみとなります。ご了承ください。

新しいサイトへのお知らせは、トップページで行います。

メンテナンス中はメール、拍手のお返事ができません。何卒ご了承くださいませ。

メンテナンス後、こちらのサイトは移転のご案内のみを残し、その他は閉じる予定でいます。

遊びに来てくださる皆様にはお手数をおかけしますが、移転先のお知らせができるまで、しばしお待ちを!よろしくお願いいたします。

おこめ