[11/22企画]素敵な午後は仔犬と

キリジャバナー2

※オリジナルキャラが出ます。

犬の鳴き声がする。

赤く染まった落ち葉の歩道。BJの耳朶に注意が向いた。

どうもあの憎たらしい彼奴の居城から、声が聞こえるようだ。仔犬だろうか。

ありえないことだ。あの場所は死に満ちている。そこに生き物の気配など。

BJが現在この道沿いにある古めかしい医院の近くにいたのは、パトロールをしていたからだ。断じてストーキングなどと下劣なものではない。あの死神野郎が胸糞悪い奴の医院でヒトゴロシをしていないか見に行くのだ。それはもうパトロールだと言って差し支えない。ないったらない。

今は犬の存在を確かめる大義名分がある。

いつにも増して堂々とBJは医院の門をくぐった。

医院の敷地には広葉樹が植わっている。かなりの高さまで成長した木々は、曇天模様の空の下、赤、茶、黄の落葉で絨毯を作っている。その隙間にいくつも転がるのはどんぐりだ。BJしか知らないが、この庭には栗鼠や狸もいる。それくらいに医院の庭は町中とは思えないほど深く静かで、世俗と隔絶された終の棲家としての側面を隠していた。

秘密を暴きたい性分のBJはサッサと歩く。歩みを進めるほどに、だんだんと鳴き声が大きくなる。甲高い声が耳に突き刺さり、やかましいくらいだ。やがて彼は古びた医院の玄関に到着した。

玄関ドアの前で、小さい茶色の毛玉がぴょんぴょん跳ねている。

激しく自己主張をして毛玉は鳴くが、一切吠えているように聞こえない。あまりにも毛玉が小さいからだ。

ああ、やかましいのはこいつか。果たして茶色の毛玉は仔犬であった。BJが真後ろまで来たのに、仔犬は一切逃げる気配がない。それどころか尚一層きゃんきゃん声を張り上げる。余程言いたいことがあるらしい。

おそらくこの仔犬が何かを訴えている相手は彼しかいないわけで、そうなるとBJは仔犬の気持ちが少しわかる気がした。

「そうだよなあ。お前もあの陰気臭い死神野郎には言いたいことの一つや二つはあるよなあ。俺は一万くらいあるぞ」

茶色の毛玉を覗き込みながら、にやにや笑っているBJの前でドアが開く。

「うわ、いる」

現れたのは医院の主。長い銀髪の隙間から隻眼をのぞかせ、キリコは日本語が不自由な呟きをこぼした。BJを見下ろすキリコが今日はきちんと白いケーシーを着ていることから、医院に安楽死の依頼人がいることを察し、BJの目つきは悪くなる。鴨葱のチャンスと見た。

「いて悪いか。中に入れろ。患者がいるんだろう」

「お前には残念かもしれないが、誰もいない。今日は打ち合わせをしただけだ。それに、こいつを何とかしないことには、安楽死の施術に最適な環境がぶち壊しだ」

軽いため息をついて仔犬に視線をやるキリコの手には、ミルクの入った皿がある。仔犬はミルクを求めて鳴き喚いていたわけだ。仔犬がいて困るというくせにミルクを与えるのはどうなのか。

「お前さん、餌付けしてどうするんだよ」

呆れた声を上げるBJに、キリコは苦笑する。

「誰かさんのおかげで、悪い癖がついちまった」

そう言えばキリコに飯で釣られた事が沢山あるなと思い至り、地面に置かれた皿からぴちゃぴちゃミルクを飲む仔犬を、じっとりと睨みつけてしまうBJだった。

鳴き声に気を取られて気付かなかったが、仔犬には右の前肢が無い。ミルクに夢中な仔犬の足をBJは診察するように撫でる。切断面はきれいにふさがっていて、昨日今日で足を失くしたようではなさそうだ。どうも手術を受けたような感触もある。もとは飼い犬だったのだろうか。

ふと嫌な考えが頭をよぎり、BJはキリコに詰め寄る。

「まさか、この犬を殺す気か」

「それは獣医の仕事だ。俺にその気はないよ。依頼があったわけでもないし。ただ…まあ、捨てられていたのは間違いないが」

雨の降る日、段ボールにガムテープで封をされた状態で医院の前に置き去りにされていた仔犬の状況を、キリコは歯切れ悪く語る。結局拾って世話をしてしまうキリコの様子が容易く想像できて、BJはくつくつと笑った。笑いたきゃ笑えと、キリコは珍しく不機嫌そうに鼻を鳴らした。

「何より、こいつはまだ生きられる。見ろ、この食欲。排泄も自立しているし、足一本無くったって、うまいことやっている」

「さっきはぴょんぴょん跳ねまくってたな」

「だろ?だからここに置いておくわけにはいかないんだ。衛生面と環境面から、この犬は他所に行ってもらわないと困る」

「ふうん。義足でも着ければ、もっと自由に動けるようになるかもしれないな。そうすれば行動範囲も広がるだろう」

何の気は無しに出した言葉だったが、BJは隣にいるキリコの表情が抜け落ちていることに気付いた。

「義足は…ああ、義足か…」

力なく唇からこぼれる声は、キリコの記憶を戦場へと向かわせていった。

◆◇◆

頬がカッと熱くなった。

おとなしく治療されていればいいものを、軍医を殴るバカは縛り上げたくなる。

「俺はアンタに治療してほしくない!」

きゃんきゃん吠えるな。こいつ。

「知ってるぞ。アンタに診られたやつはほとんど死んでるってな。死神!」

決めた。こいつのあだ名、パピーにしよう。

「おい、パピー。それだけ元気なら、吹っ飛んだ右脚探してこい」

そう告げると、しゅんとしょげ返った。やっぱりパピーだな。

右の腿から下を失った男はイムレイという名だった。

軍医に手を挙げるのは罪に当たると憤る同僚に、負傷者によくある一時的なヒステリーだから問題ないと、タバコを勧めた。実際パピーは、イムレイはひどく混乱状態にあった。

聞けば徴兵される前は、将来有望な短距離走のアスリートだったそうだ。走るのが楽しくて仕方がない時期に足を失う。それはさぞかし辛かろうが、お気の毒様、そんなやつは毎日量産されている。かと言って命があるだけ、なんて言葉は反吐が出る。ジャングルの向こうへタバコの煙を吐きながら、俺は自分の顔の上にある黒い眼帯に手を当てた。

◆◇◆

「イムレイ君、今回のレースも良かったよ!来月の州大会が待ち遠しいな。今度は負けないからね〜」

頭に響くのはチームメイトでライバルだった彼の声。彼は先週焼かれて死んだ。

親しい人間が死んだことに全然実感がわかないまま、俺達の小隊は任務でジャングルに入った。俺の記憶はそこで途切れている。気がつけばベッドの上。助かったのかと神に感謝しかけたけれど、それどころじゃなくなった。脚がない。俺の右脚が、どこにもない。

もうおしまいだ。こんなこと耐えられない。

戦争に出ることと、走れなくなることが自分の中で結びついていなかった。死ぬかもしれないとはいつも心にあったけど、脚が無くなっても自分が生きているって、そんなのないよ。もうおしまいだ。俺はこの先二度と走れない。

ベッドの中で声を殺して泣く。泣くことしかできない。隣も似たような感じ。夜の傷病者テントの中は、涙とうめき声でいっぱいだった。

傷病者テントに入って数日間、雨はやまず、ベッドが詰め込まれたテントの中は密閉空間になっていて、空気がよどんでいる気がする。ドクターたちがきちんと換気をしてるから、きっと悪い状態ではないのだろうけど、高い湿度が肌に張り付くようで気持ち悪い。湿気が高いと呼吸もしづらいなんて。

俺は熱が下がらず、氷嚢をわきに抱えたまま、身じろぎ一つ打てないでいた。「マラリアにかかっている」と黒い眼帯のやぶ医者は言った。やぶの見立てだろ。かかってないよ。そう文句をつけたかったのに、喉がひゅうひゅうと鳴るだけだった。

もうあるはずのない右脚が、じくじくと疼く。痒いような、痛いような。熱にうなされながら感じるのは、右脚の事だけだった。脚、脚、俺の右脚。爆弾で吹っ飛んで、どこかへ行ってしまった脚。

腕なら良かったのに。そしたら多少フォームを修正すれば、きっと走れた。そう。走る。走ることしかなかった日々。肌を伝う汗、トラックを駆ける足音、強く風を切る感覚が愛おしい。生きて国に帰ったら、また走れるって信じてたのに。もう戻れない。

眠れなくて、でも意識を保てなくて。もう今が夢か現かはっきりしないのを、熱でダメになった頭でぼんやりと感じていた。俺、死ぬのかなあ。もう死んでも良いよなあ…

そんな時だ。耳に何かの音が染み込んできた。

「殺して」

「殺してくれ」

「お願い」

誰の声だ?誰が、誰に向かって言っている?

隣のベッドに誰かいる。

「殺して、ああ」

暗闇に引きずられる意識の中、小さく「ありがとう」と響くのが聞こえた。

熱にうなされて、意識が浮いたり沈んだりする間に、俺は何度も「殺してくれ」と「ありがとう」の言葉を聞いた。多分だけど、何が起こっているのかみんな知っているんだ。知っていて、いつか自分の番が来るのかと恐怖する気持ちと、そして…

酷い嵐の夜だった。真っ暗闇のテントの中に、誰かが入ってきた。嵐の音に紛れて、影のようにそいつは俺のもとへやってきた。ああ、俺の番なんだ。もう終わるんだ。終わっていいんだ。右脚は無くなるし、熱は下がらないし、苦しいだけ。

「起きているのか。氷嚢を取り換えよう」

黒い眼帯のやぶは、ぬるくて気持ち悪いパックをキンキンに冷えたパックに換えた。体が楽になるのを感じる。でも違う。俺がアンタにしてほしいことはそれじゃない。

「殺してくれ」

もう随分と喋ってなかったけど、スムーズに言葉が出た。

「殺してくれ」

楽にして。もう生きていてもしかたないんだ。もう嫌だ。殺して、俺をここから出して。

黒い眼帯が覗き込んでくる。

「まだ、お前は生きられる」

何を言われたのか分からなかった。今までのパターンなら、俺はここで「ありがとう」っていうはずなのに。アンタが俺を楽にしてくれるはずなのに。

目だけ動かすと、眼帯の横にある潰れていない瞳と視線が合った。氷みたいに冷たい色のくせに、静かに力がこもった眼。その眼が俺をがっちり抑え込んだまま、やぶは勝手に話し出す。

「お前の病状は峠を越えた。若く体力があるお前だから、右脚を失っても、マラリアにかかっても回復できるんだ」

「…なんで楽にしてくれねえんだよ……!」

「まだ、お前は生きられる」

「おんなじことしか言わないのかよ。もういいんだ。終わりにしたい。殺してくれ。殺してくれよ」

やぶに縋りつくけれど、何もしようとしない。俺と今までの奴らと何が違うんだ。こんな脚でこれから生きてたって…

黙ってやぶは俺のベッドを離れた。そしてまた音を立てずにいなくなる。取り残された俺の枕を濡らすものは、確かに熱かった。

間もなく、やぶの言う通り、俺は体の調子が良くなるのを感じていた。

それと反比例するように気分は最高に悪くなっていった。軽症者用のテントへ移ることになった日は、ありとあらゆる呪いの言葉を吐いた気がする。それを一番聞かせたい黒い眼帯のやぶは、重傷者の担当だ。もう軽症者の俺のところには来ない。歩行訓練もやる気が出ない。どうせ走れないんだし。

不貞腐れて昼寝を貪ったせいで、夜中に目が覚めた。テントの外にランタンの灯が見える。不用意な照明はダメだってスゲー怒られるはずなのに。

松葉杖をついてテントの外に出ると、ガタイのいい兵士二人と黒い眼帯のやぶがテーブルを囲んでいた。

「おっ、ちょうどいい。メンツが足りなかったんだ。お前、来い」

明らかに階級が上の兵士に声をかけられて逃げられはしない。「ひゃい」と情けない声を上げて、テーブルの端に座った。いったい何が始まるんだろう。俺、何させられるんだろう。

冷汗をかいていると、緑のクロスの上に小さなキューブがいくつも転がった。「マージャン」ってゲームらしい。見よう見まねでやっていたら、高い点数を取ってしまったらしく、しばかれそうになった。

「俺も、ロン」

「あー、これ違いますね」

「え、そうなの」

「軍医殿お手付き~!千点オールで」

やぶが下手をうったので、俺のやらかしはうやむやになった。それから度々俺はマージャンに呼ばれた。要はカモだったのだと思う。だって初めの高得点は完全にビギナーズラックだったと後悔するほど、俺はめちゃめちゃにやられた。だけど、それを笑ってくれるメンツがいるから、俺は少しづつ前向きになれた。ただ、そういう良いところには必ず悪いこともつきもので、負けが込んだ俺の財布は軽くなる一方。ジリ貧になっても誘われれば上官には逆らえない弱虫な俺は、同じくマージャンがヘタレな黒い眼帯のやぶが「今晩は懐が寒いから、点五にしてくれ」って泣きをいれるのに何度感謝したか分からない。もちろん、心の中で、だけど。

「軍医殿」

「…お前にそう呼ばれるとは思わなかった」

「だめッスか。一応、階級俺の方が下なんで」

「かまわんが、偉そうだな」

ニッと口の端だけ持ち上げて、黒い眼帯のやぶもとい軍医殿は俺の額にデコピンをした。予想以上に痛くて涙目になりながら、しまらない顔で俺は松葉杖をつきつき彼の背中を追った。

俺はたくさん軍医殿と話をした。主にくだらないこと。

兄貴が乗っているナナハンのバイクに憧れていること。地元のマドンナに罰ゲームで告白されたこと。ハイスクールの短距離走レースのレコードを持っていること。好きなシューズのメーカー、ウェアへのこだわり、エナジードリンクのカスタマイズレシピ、それから、それから…

軍医殿は静かに聞いてくれた。そして、あの夜のことは、俺も軍医殿も口にすることはなかった。

やがて俺に本国への帰還命令が出る。

ヘリコプターの周りに、一緒に帰還する面々が集う。ほっとした表情の者、何考えてるか分からない奴、それぞれだったが、共通しているのは全員四肢に欠損があるってこと。俺と同じように片足無くした奴が5人もいて、急に恥ずかしくなった。

俺がうつむいているうちに、さっさと荷物を担いで連中はヘリに乗り込んでいく。俺も続こうとすると、後ろから呼び止められた。

振り向くと軍医殿がガレージの向こうから走ってくるところだった。今朝方、負傷者が大勢運ばれてきたのを知っていたから、メディックは大変だろうって思って、お別れしたいのを我慢して来たんだ。まさか会えるなんて。

「イムレイ!ああ、間に合った」

息が上がった軍医殿の短い銀髪の隙間に汗が光って見える。白衣には血が染み付いているのに、忙しい間を縫って来てくれたのだろうか。

「軍医殿!お忙しいようだったので、最後のご挨拶ができず…」

「そんなのはいい。これを渡すのを忘れていてな」

軍医殿が渡してくれた小さなメモには、店の名前と住所、電話番号が書かれていた。

「俺の地元におもしろい義肢を作る兄弟がいるんだよ。板バネ式の義足って言ってたかな。詳しくはわからんが、そいつを着けると元々の状態と遜色ないほど速く走れるらしい。国に帰ったら訪ねてみろ。お前にはマージャンでかなりカモらせてもらったからな。餞別だ」

「あ」

「待たせてるな。すまん。早く行け」

「あ」

きちんと言いたいのに言葉が出ない。あの言葉を今度こそ言いたいのに。

あなたに言いたいことが、たくさんあるのに。

あなたに会えたから、あなたが俺のそばにいてくれたから。

ぐすぐすと鼻をすする俺に苦笑して、軍医殿は背中越しに手を振った。

プロペラ音が響き渡る。

離陸したのを感じる。

もう少しで、国に帰れる。

帰ったら、すぐにメモの店に連絡を取ろう。

どんな義足なんだろう。

着けて走ったら、きっと。

きっと。

空中で旋回し、推進力を増したヘリコプターが遠ざかっていく。見送った人々はそれぞれに自分の持ち場に戻ろうとしていた、その時。

強烈な炸裂音が空に満ちた。

皆同時に視線を向けた先。爆発とともに黒煙を上げて分解したヘリコプターが、たった今離陸したヘリコプターが、コマ送りをする映像のようにジャングルへ墜落していく。

「地上からの狙撃だ!」

「クソッ!あいつら狙ってやがったんだ」

「生存者を探せ」

蜂の巣をつついたように騒ぐ人々の中、黒い眼帯の軍医はわずかに立ち尽くしたが、すぐ自らの持ち場である救護テントへと走った。

◆◇◆

「なあ、こいつ俺が引き取るぞ」

決定事項として告げるBJの声に、キリコは我に返った。まだあの時の映像が頭から抜けない。

「獣医につてがあるんだ。引き取り手がいないか探してもらおう」

あの時の音が耳に残る。誤魔化すように適当な相槌を打つ。

「老犬やハンディキャップがある犬と、一緒に暮らしたいと願う人々がいるそうだ。きっとそういう人のもとに行ければ、こいつの居場所はあるんじゃないかな。ここにいても陰気臭い奴がいるだけだし」

誰が陰気臭い奴だと言いかけて、ようやくキリコはBJと視線が合う。

炎と見紛う紅葉を背中に、ただまっすぐにBJはキリコを見つめている。その瞳は澄んでいて、しかし赫奕として熱を蓄え。

キリコの中に踏み込みはしないが、自分の立ち位置を確認するようなまなざしを受けて、キリコは自分が今どこにいるのかを思い出す。こうやって彼に引っ張り上げられるのは何度目だろうか。

BJはキリコの眼が定まったのを確認して、かすかに頬を緩め、ゆったりとした動作で仔犬を抱えた。

「生命の輝きを、どんな姿から見出すかは、人それぞれだな」

右脚を失った仔犬。そこに何を見たのかキリコは自問する。

「そう思わないか」

午後の光を浴びてBJの白髪が輝くのを、忌々しいと思ってしまう。

「ノーコメントで」

表情を全く変えずに言うキリコの口元に、仔犬のミルクまみれの舌がぺろんと伸びた。負けてなるものかと鉄面皮を崩さないキリコへ、更にぐいぐいとBJは仔犬を突きつけ、やがて耐えきれなくなって破顔した。つられて仔犬も朗らかに鳴く。キリコだけは表情筋一つ動かさない。

快活な笑い声が、枯葉の降り積もる庭先に響く。

タイトルに使った「素敵な午後は/山下達郎」曲調はアメリカンなポップ、歌詞はドンピシャ…キリコ先生がイムレイに語り掛けるようにも、BJ先生がキリコ先生に語り掛けるようにも聞こえます。

次は夕方くらいです。

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