E-13において
当初からイメージしていたキリコ先生の設定を描くことができました。細かいものは置いといて、大きなものを。うまく言えませんが、私にとってキリコ先生は手負いの怪獣です。内側にぐちゃぐちゃに膿んで爛れた大きな傷を抱えて、自己再生力に任せばいいのに傷が瘡蓋になった途端にかきむしる。その傷を全部チタンのバケツに放り込んで、自分が見つけた唯一の道をしっかりと歩んでいく。その歩みを支えるものが、彼が言うところの「形態模写」であったり、依頼人との関りであったりするのかなと。原作の発言からも、結局彼は人間に失望しながら、人間が人間らしくいられる素晴らしさを誰よりも知っているのだと思います。
その真逆に位置するのが、ブラック・ジャック先生で彼が執着する「オペによって命を救う」状況が面白くないのだと考えます。同時にひどくまぶしく見えて、つらいのかもしれません。ブラック・ジャック先生は彼なりに救えなかった命を思うからこそ、キリコ先生に絡むのであって、彼個人が嫌いなのではないかと。だから仕事は仕事と割り切れば、別の関係を築けるはず。ただキリコ先生は、そこまで吹っ切れてないんじゃないか。そう思ったから彼の破壊衝動のシーンができたのです。
本当はキリコ先生に依頼人との記憶の品をコレクションしておく設定はしない予定でした。ですが、かなり前に2階に何か物がいっぱいの部屋を作っちゃったので、しょーがない、そーゆー部屋にしとこ…と諦めました。
晴れて両想いを確認したウチのキリジャですが、多分関係性はいきなり変わりません。ちょっとスキンシップは増えるかも?つーか両想いを認めるまで、何年かかってんだ。笑えんな。少し変化していく彼らを描くのが楽しみです。ただ…リアルが忙しい…とんでも亀ペースにならないよう、今年の目標「続ける」を意識してやっていこうと思います。
アンケート中間報告
非常に拮抗しております。
海に一票入れば、山にも一票入るという状況で、いつでもひっくりかえる可能性があります。
いやー、うれしい悲鳴ですね!遊んでくれる方がたくさんいてくれて!
ただ大局が見えたら資料集めでも始めるかと思っていた身としては、動きが取れない亀甲縛り…
6月も下旬であります。しゃーない、もう一回票入れとくかとラストラン、是非に!
現在ではまじで一票差で描くことになるかもしれませんが、結果は結果として公正に判断しますよー