リアルが忙しくてE13があんまりにも進まないので、気分転換にキーボードを叩きますよっと。
三浦健太郎先生の死があまりにもショックで。
私が心身ともにダメになってた頃に、比喩じゃなくて、ベルセルクを朝から晩まで何度も何度も読んで、エネルギーをもらった。それがもう読めない。連載はすごく重要な佳境だったのに。
故人を悼む気持ちより、ベルセルクを連載していたヤングアニマル編集部、ひいては白泉社への恨みが半端ない。
38巻あたりから明らかに無駄が多かっただろ。どうしてそれを矯正できなかった。ウラケンが遅筆なのは描き込みがすごいからってのは通説だけど、スケリグ島着いてからはだらだら感が酷かった。特に夢の回廊とガッツの鎧強化のイベントは絶対に同時進行できた。ネームで詰まってんの明白じゃんよ。それにデジタル化が裏目にしか出ていない。1ピクセルにこだわって描く姿勢を、意味がないって叱咤したのか?
だから鬼滅の刃がうらやましくて仕方がない。あれは実に幸運な作品だ。
最近よく漫画を食べ物に例えてドン引きされているんだけど、
鬼滅はお刺身。
鱗も皮も骨も血合いの一滴に至るまでこそぎ落として、キレイに切りそろえてお口に運ぶだけまで丁寧に調理されている。だから誰が食べてもお刺身だなって思う。
ベルセルクは…もうちょっと考える。
ついでにエヴァは寄せ鍋。
一つの鍋にいろんな具材が入ってて、みんなでつつくのが面白い。鍋の中から何かの魚の骨が出てきて、これは鱈じゃないかとか鮭だろとか考える。そんな中で私は白菜しか食べないとか、豆腐は無理とかいう人が出てきても、結局鍋をつつく。
マンガの話題で語る機会を失ってたんだけど、矢口高雄先生の死去もつらい。
先生の最後のカレンダーを手にできたのは、本当に行幸だと思っているし、三平君に出会えて心から感謝している。
釣りキチ三平も私がダメになってた時に出会ったマンガ。狂ったように読み漁って、一時期ジャンル替えしようか迷ったくらい。結局最終章の鮎川の振る舞いに激高してそれは無くなったんだけど。矢口先生の絵の美しさ、あふれる生命力のタッチにどれだけ癒され、力をもらっただろう。
矢口先生とウラケンの死は声を殺して何度も泣いた。今もじわってくる。
ああ!令和に殺される!
大好きな漫画家は死んでしまうし、ダフト・パンクは解散するし、エヴァは終わるし(これは終わってよかった)
埋めるものが見つからない。
音楽もフェスが軒並み中止。地元のフェスも中止。面白くない。サブスク使ってみたけど、最近はやりのワンルームミュージック聞く分にはいいだろうが…
小遣いと相談しながらアルバムどきどきしながら買ったあのころ。うんと音楽が身近だった気がする。出会いが衝撃的だったというか。マリリンマンソンをジャケ買いして度肝を抜かれた経験があるので(笑)初めてのライブアルバムが電気グルーヴだったのも酷いな。いい思い出。
ああ!平成に帰りたい!
そうこう言いつつ、やっぱり令和になってもペンを握ってる。自分のためですよ。
生きていかなくちゃ。
最後に書くことなのかどうなのかですけど、サイト弄ってたらWeb拍手どうやら復旧できそうです。やっぱり今のメンタルでお返事するのは、きっと難しいと思うのですが…
アンケートをやってみたいななんて勝手ながら考えてます。
夏のネタに何を描こうかなーってライトな発想です。
近々きちんとお知らせします。お付き合いいただけましたら、大変うれしく思います。