4月27日、全ての仕事を仕上げ叩きつけて、私は新幹線の中にいました。
行き先は名古屋。
目的は岡崎体育のZeppツアーライブと永野護デザイン展。
そう、なんだかよく分からんが無性にアクティブになるオタク旅の始まりです。
残念なくらいに曇り。あまりにも曇り。実際途中で雨が降りましたが、名古屋市内は大きな街路樹が多く、また地下街にアーケードっぽいビルの庇も多いので気になりませんでした。
昼食。タコスセット。メキシコ料理に興味津々です。おいしかった!
まずは永野護デザイン展へ。ここからの写真は自分の写り込みを避けるために基本斜めです。やーねー。
GTMたちのかっこいいことかっこいいこと……たまらんですな。見てよ、ダッカスの関節。こんなん思いつくの変態しかおらんでしょ(褒め言葉)
物販を買い漁った後、2時間ほど時間があったので名古屋市美術館へ。名古屋市はメキシコ市と姉妹都市なんだそうです。これはメキシコから送られたモニュメント。結構有名らしいんですが、名前知らないや。カップルや小さい子が間に入って、天使の羽をつけた写真を撮ってましたね。
メキシコからのコレクションは少なかったものの、コルテス以降の支配・搾取から独立する熱量のある作品が見られました。特に心惹かれたのが「カウテモックの肖像」アステカ帝国最後の王、カウテモックの姿は独立の精神として描かれてきたそうです。カウテモック、クワウテモク……異国の発音をカタカナにするのは難しい。
体育くんと目があっちゃったよ。まじでまじで。オープニングからリズムに合わせてふらふらしてたら、ばちーんと指さされたもん。ほんとだって!
曲は知っているものが多くて安心して参加できたし、何よりファンの方々がアットホームな善意のかたまりですよ。道開けてくれるし、後ろから押して来たりしないし。岡崎体育のファンは民度が高いってのよくわかりましたわ。
ライブは笑いっぱなしで、でもところどころに岡崎体育の音楽に対する真摯な姿が見えて「自分のために曲を書いてる」と歌った「龍」の歌詞にボロボロ泣いて「ああ、そうだ。ステージは違うけど表現する気持ちは一緒なんだ」なんて思って、これからも細々と自分のために絵を描こうと心にひとつ灯火が宿りました。
あとは、なんだ。ケミカルのライブでビートに合わせて手をあげたり、ゆらゆら揺れるのを気持ちいい楽しいと思っちゃったせいで、周りの反応とちょっと違うことしちゃったかも。後悔はしてないです。岡崎体育は盆地テクノ。トランスもテクノの醍醐味でしょ。と、開き直りつつ、ちゃんと周りに合わせてフリもしてましたよーと弁明。
そんなわけで歩きに歩きまくって楽しみまくった名古屋旅。相変わらず行きたいところしか行かない。今回は食を楽しめたのが進歩です。
名古屋に行くために乗り換えが多くなってしまったのが大変ですが、少し土地勘がある分、大阪よりは動きやすかった。わずかな間ですが東海地方に住んでいた時があるんです。
次は何を目標にしようかな。とりあえず6月のミリオンロックかな?!参加アーティスト見てると豪華すぎてどうにかなりそう。
楽しみをこさえつつ、なんとかやっていくのが今年の目標の一つです。インプットがあれば創作でアウトプットできるものも増えるしねー