以前のブログでベルセルクが私の中でアツイとゆー話をしました。
というわけで、現在ガッツリ平沢進を聞いております。どうしてこの奇天烈な紳士がフジロックに出ておるのか甚だ疑問だったのですが、納得納得。ライブのパフォーマンスの充実っぷりもさることながら、楽曲の無敵感。壮大すぎて夢に出たわ。「灰よ」から入ったわけなんですが、むちゃくちゃかっこいい。狂ったようにリピートして聞きました。「sign」で平沢言語なるものに接触し、「ワージッ!」と詠唱できるくらいにはなりました。そして「Forses」!無敵状態になれます。「パレード」のようなディストピアな音も好きだなあ。
実に構成がスサマジイ。最初っから爆音で来たかと思いきや、ちょっと待て、まだ先があるぞ。ああっ、そこでそんなに絞っちゃう?怖い怖い。来た来た来た、でっかい波が来たー!って。また歌詞が意味不明すぎて、考察なんかできないけど、言葉遊びのできる稀有なアーティストなんじゃないかと。ううん、上から目線!にわか馬の骨だから許してください。
平沢進超初心者なので「庭師king」を聞いて、へらへらと笑って居る次第でして、P-MODEL時代のトンガッタ音はまだ聞けません。テクノは大好きなので、きっと聞いたら楽しめるとは思うんですが、なんつーかな「もう戻れない感」があるんですよねえ…YMOがショートケーキなら、こっちはバナナレアチーズエクレアブリュレ(そんなお菓子ある?)みたいな…余計にわからないですね。
80~90年代のテクノの朴訥さが新しく聞こえるこのごろです。YMOの「君に胸キュン」のおふざけ加減がたまらんです。歌謡曲の中に打ち込み系の音が増えて、Jpopになっていく過程の音楽を聞くのは面白い。アイドルって存在が大きい気がします。松田聖子まではとにかくオーケストラ背負わせて歌わせとけって流れだったんですが、もっとキラキラしだした光GENJIなんかが出てくると、もう止まらない。そのへんのサウンドの変遷は、杏里を聞くととても分かりやすい。バブリーなサウンドも当時はさぞかし刺激的だったのでしょう。情熱的で素直で、その時代を表す音楽。今聞けるしあわせったらないです。00年代にもかかりますが、電気グルーヴも聞きます。いよいよ本格的に動き出したし。「N.O.」「モノノケダンス」「キラーポマト」「猫夏」が好き。割と古いのばっかり。ピエール瀧のことは大好きなので、応援したいです。あと瀧の逮捕以来、石野卓球の株が私の中でうなぎ登りして冷凍されてます。ガチ中のガチってあんな人のことを言うんですね…怖。
サカナクションもよく聞きます。「忘れられないの」ではバブリーな雰囲気の再現度が高くて、しかしながら古臭くなくて、無限にリピして聞きました。でもサカナクション、取扱注意なんですよ~私にとって。深夜に聞き出すと妙にハイになっちゃって、そのまま朝を迎えるなんてことがざらにあっちゃったり。困ったもんです。原因は単純に音の多さです。意外とピッチの速いビート。音の洪水。そして最低限の処理しかしてないボーカル。いやはや人間の声ほど強いもんはないですね。ライブチケット抽選はずれたの未だに残念。
あとは「創聖のアクエリオン」とか「妖星乱舞」とかYouTubeのピアノメドレーとかを延々と聞いてます。やたら音楽アプリを進められんだけれども…お金がかかるのは嫌だなあ…そうだなあ、その他はこれらのアクの強い楽曲の毒を抜くためにSAKEROCK聞いてますね。星野源とハマケンのやりとりにほっこりする。その前は、ずっとマキシマムザホルモン爆音で聞いてたし、家族パロと取っ組み合ってる最中は打首獄門同好会とヤバイTシャツ屋さんばっかり聞いて、マンウィズアミッション聞いて、ユーミン聞いて、嵐まで聞いて、これでもかと音楽でドーピングしてました。オリジナルカクテル状態のドーピング。音楽は偉大。何にせよここ最近の作業BGMは闇鍋状態です。
そしてそれらを聞きながら描いてるのは濡れ場っていうね、ホント自分の正気を疑いますよ。めっちゃ楽しいです(いい笑顔)。