あとがき:虹の彼方によせて

いかがでしたでしょうか……原作の「白葉さま」からのオマージュを含みつつ、勢いと思い付きで書いただけあって、もうちょっときちんと調べて書けよってとこが多かったですね!

特にミックスジュース温泉とか、白蛇信仰とか。深く考えないでください。私は考えてないです。

あと人名…後藤は完全に思い付きでした。じゃあやっぱり南雲さんも…って小ネタです。それから本田に川崎…バイクだな。

ひたっすら走って壊して暴れまくるBJ先生を書けたのが一番面白かった!湯治場での大立ち回りもさることながら、山の小屋に降り立って3人速攻で倒す彼が好きです。

対して珍しく真正面からの最短距離で自らの仕事を成そうとしたキリコ先生。ふたりのアプローチが全く違い、意外な方向に行ったものだと書いた自分が驚いています。どれだけ行き当たりばったりで書いてるんだか。キリコ先生に鱗が生えまくったのは、体質のせいです。どんな体質だよ(笑)

大師の性格が気に入ってます。彼女が饒舌なのは、久しぶりにまともに話ができる人間に会えて嬉しくなっちゃってるせいです。口調は教団の好みで教え込まれました。

エピローグがイチャイチャで終わるってのもどうかと思ったんですけど、落とし所が見つからなかった。今回キリコ先生元気ですね。

やっぱり私は漫画を描く視点でストーリーを組むので、文体も細かい描写を言語でするのが苦手だとわかりました。読みづらいかとは思いますが、テキストにした方がストーリーを膨らませやすい場合があり、試行錯誤しながら良いものが書けるように研鑽を積みたいです。

それから先日からバグが出まくりのワードプレス 。やらかしてくれます。エラーがでまくり…なんでバナーのサイズ変わっとるんや。

あんま大したことじゃないのですが、この話書いてて長年私が記憶していたものの名前が実は存在しないものだったことがわかったり、思い込みって怖いなあと実感しました。

「虹の彼方に」全体を通してのキーワードが『思い込み』でした。最後に私が思い込みをしていたというオチがついたのでした。

よわったよわった。

この後も少し、本編に入れきれなかったエピソードや、登場人物のラクガキをアップする予定です。裏の方にもとんでもないのが上がります。これはもう。土下座の勢い。やってみたかったとしか言えません。その結果、ウチのキリジャの仲が大変よくなりまして、自分の中で【キリジャ・完】の文字が浮かんだくらいです。ここが天国なのか?ついに自分で作った?

長いテキストでしたが、気持ちよく書きました。最後まで読んでくださってありがとう。少しでも楽しんでもらえたのなら、とてもうれしく思います。

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