【FGO】7章クリア!

おもしろかった!

テスカトリポカの無限無敵のクソゲー仕様はともかくとして、やっぱりカマソッソ戦が一番キツかったな。

デバフ祭りに高確率の即死。勘弁してくれ!と脳内で喚きながらコンテ石砕いたよ。うん、強い。バトル時のCV檜山修之がベテランの演技をだね…最の高。

ORT戦はコツコツ育成してたお陰で、時間はかかったものの無事攻略。その後のORTは蘆屋が無双してくれた。なんなんやあいつ笑。イツパパロトルの線を回収するんかと思いきや、まるっと無視されていて却って予想通りという。

最後のテスカトリポカ戦はサリエリ先生の独壇場。育成してきた推しが活躍する瞬間はうれしいもんだね!

しかしながらこうなると、カマソッソ強すぎ問題が提起されるんだが?

カーンの王として不死身なだけの体でORTを、あのORTを、心臓ついたままのORTをマントルまで落として、挙句その体からあらゆる臓腑を引き出し600万年の活動停止に追いやったと?

あーーーーーー

だめだ。脳がすり潰される。

「痛いのは怖い」とすっぱり言い切ったカマソッソが、幾多の痛みに耐え、数多の恐怖を砕きながら、たったひとりで無敵の巨大エイリアンに挑む姿を思うだけで、胸の辺りがじくじくとするんだなあ。

たとえその体が全てのカーン王国民の贄の上に成り立つ禍々しい姿であっても、炉に身を投げる民草全ての死に何も感銘を覚えなかったとしても、彼自身の人間性は物語に涙する繊細さが証明している。またニトクリスの在り方に憤る姿を以てして、彼自身が弱さを自覚し何度も何度も記憶を辿り、疲れ果てて忘却を選んだひとりの人間である証左に他ならんのだよなあ。

愛らしく哀らしい。ビースト顕現の際に「救世」と「免罪」の文字を紛らわせた「忘却」の獣。

600万年の孤独で忘却の狂気を纏うことになった勇者の成れの果て。国を失い民を失い、役目を終えた不死身の勇者がスローライフなどおくらない。あるのは無限の時間と僅かな記憶。それすらも忘れることで孤独を打ち消し生きるしかなかった強いままの肉体の男。そして打ち倒されて半分崩れた体でも、ニトクリスを助けるために身を投げ出した勇者王。

繁栄するディノス達に恐れられるってことは、カマソッソがディノスになんらかのコンタクトをとったからだろうし、もしかしたら友好を築きたかったのかもしれないと想像すると居た堪れない。

ディノスの街の灯に自分の居場所を見出せなかったU-オルガマリーと同じ思いを、ひとりぼっちで何万年も抱いていたのだろうか。

もういい。もういいよ。

うちのカルデアへおいで。敢えてノウム・カルデアと呼称すべきか。とにかく、おいで。

いっしょにトンチキイベント攻略しよう!水着になったっていいし、サンタになってもいい!カマソッソは何にでもなれる!

そうだな、差し当たってバレンタインはどうだろう?カマソッソは褐色が好きだから、チョコレートの色は良いだろう?出身も中南米だし、なんだったらカカオ持ってきていいんだよ。バレンタインは女性鯖?知らん。何言ってんだ、このご時世に。(まじ?)

なんとなくだけど、カマソッソは実装される未来が見えてきた気がする。さすがに600万年は待たされないだろうから、希望を持って待ち続けるよ。

だってコヤンスカヤやキアラのように、きちんと退場が描かれなかったじゃないか。ずっと待ってたんだぞ。ORT戦でカマソッソがちょっとだけでも復活するの。オレの獲物だって。

うっかりテスカトリポカ引いちゃったけど、まだまだカマソッソ用の石はある。大丈夫だ。諭吉も渋沢もいる。待ってるよ、カマソッソ。

追記:ど深夜に「描かねば」と目が覚めて描いたもの。しばらく通勤BGMがカマソッソ戦の曲になりそう。

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