【BLOG】EDMってなんだ

EDM、エレクトロ・ダンス・ミュージックですか。最近その存在を知りました。

遅っっっっっそ!!!!!!

いやいや、そう言うない。ダフトパンクの「human after all」受け入れるのに10年かかった人間ぞ。そんないきなり新しい波に乗れるわけなかろーが。

実際拗ねて5年ほど昭和歌謡しか聞いてなかった。

こっちはこっちで大変有意義な時間だった。

グループサウンズでスパイダース、モップス、ザ・テンプターズなんかをセロリを食むように聞き、ビリーバンバン、ザ・フォーク・クルセダーズを摘む一方、前川清に西郷輝彦、小林旭、五輪真弓、越路吹雪の濃い味も好み、奥村チヨに絶叫し、山口百恵に傅いて、郷ひろみに最上礼。杏里の人生に思いを馳せたり、高橋真梨子はつらい恋愛しかしてないんじゃないかと心配したり、中島みゆきはやっぱそうだよなと安心したり。若干平成も混ざりつつ、バブルさいこー!!って脳内にジュリアナ東京ができるくらいに、昭和にどっぷり。アッチはすっかり。そうしてエレクトロニクス方面から私は完全に浦島太郎になったのでした。えへへ。

どうしてまたそのどうでもいい事実に気付いたのかと言うと、Twitterでブルーハムハムの動画を見まして、それがもうかわいいのなんの。音楽も気になって、調べてみたら、あーらいい曲ばっかりじゃない。と芋づる式に新しい情報が入って来て、あれ、どうも私はかなりクラシックらしいぞと。

それで有名どころをまとめた動画を見たりして、EDMってなんだ?と理解に努めた。ざっくり捉えて、EDMは耳に毒なくらいの重たい音で脳を麻痺させ、キャッチ―なサビを何度も何度も繰り返して、強制的にトランスにぶち込む音楽(個人の見解です)短い時間で、おいしい音を何度も聞けるので、そらあ楽しかろうよ。

またいいフレーズめっちゃあるやん。なんでもっと早よ聞かんかったん。

ビッグ・ビートと呼ばれる部類のアーティストが軒並み私の大好きな人々で、そこで改めて時代の流れを感じてしまった。大好きだよ。ずっと。繊細なビートが重なって耳を痺れさせていく感覚は…もう、たまらん。いいんだ、いいんだ。令和になっても「Surrender」抱えて生きていくんだ。

「歌は良いね…」

ああ、そうだな。カヲル君。

『Booyah!』の冒頭でキリコ先生がぼやいているのは、私の心の声です。まあ「Booyah!」自体がかなり前のリリースなので、お察しですが…

ちなみに作中で出てきた曲は、Booyah/ショウテック、MR.SAXOBEAT/アレクサンドラ・スタン、Funny/Zedd&ジャスミン・トンプソン

その他にもMGMT、ビリー・アイリッシュ、エド・シーラン、超弩級有名どころに初コンタクト。

いやー最近ガムランとか聞き出しちゃって、民族に走るとキリないなあって。回れ右じゃ。まだ文明人でいたいゾ。でも最新が最高じゃないし、自分の中の最高を見つけたいゾ。

自分が好きだと思えるものに出会える瞬間は、ずっと大事にしたいもんです。

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