シティポップ!80年代!山下達郎!
どストライク、バッチ守備範囲、キャッチャーフライ!
いいですよーこの流れはいいー作業用BGMで無限に聞いていられる。本当にいい。
はっぴいえんど、大瀧詠一、角松敏生、杏里、竹内まりや…ああ……誰がどうとかじゃなく、このジャンルのおおらかさと言うか、優しいサウンドが、す、好きです。結婚してください。あ、お友達からでも。あの、iPodclassicに阿保ほど皆さんの歌が入ってるんですけどいいですか…90年代さんは、もうちょっとお互いに知り合ってからにしましょう?ギリなんです。かっこいいとダサいの間で。見極める時間下さい。
で、いきなりEDMの話になるのですが、やっぱこっちのジャンルをしばらくチェックしてなかったこともあって、かなり引け目がありました。最新を知らないことが恥ずかしいみたいな。いろいろ聞いてみて今んとこここに落ち着いてます。
Zeddは天才か。
なー?やっぱそこかよ、ミーハーめ、とおっしゃられてもまったくもってその通りでございます!なんなの首根っこ引っ掴まれるようなキャッチ―なフレーズは。EDMっつーか洋楽ヒットチャート自体をじっくりと聞きまして、曲の構成が大きく変わっていることに興味が湧きました。曲の中で一番盛り上がるフレーズに歌詞を載せないんですね。これ、すげえ。つまりはボーカルは不可欠だけど、あくまで曲の中の構成要素の一つでしかないってことなんではないでしょうか。
そこでZeddがクラシック音楽の『mountain king』をEDMにアレンジしているのを耳にしまして、ひらめきましたよ。
EDMはファミコンだ。
ドラクエなんかの8bitの音楽。少ない音で同じフレーズを繰り返す。しかしどうして高揚感があり、中毒性が高い。これに気付いた瞬間、オシャレすぎて陰キャには手が届かないと引け目を感じていたEDMが一気にお隣の気さくなヤンチャ系お兄さんになりました。オシャレなファミコン、それが私にとってのEDM。ビッグビートイヤホンからガンガンに突っ込んで、通学時に耳イキキメながらチャリこいでたアブナイ学生時代があってよかった。どんなに凶暴なBass持ってきても、お前はファミコン!怖くないぞ!入れ墨真っ黒のいかついDJかっこいいな。陽キャパリピがEDMフェスで踊り狂う。でもお前はファミコン!友達だ!
刹那の快感を求めるEDMに対して、シティポップは流れるままに穏やかな気持ちよさを与えてくれます。まるでベクトルは逆ですが共通するのは、どちらも少ない音で心地よい時間を作れるところ。シンプルだけどノスタルジック。曲の長さも短めで、だらだらしないのもいい。両方おいしい。
いろんな音楽を好きなように聞ける今の時代に感謝。なんか真面目な〆になっちゃったなあ。まあいいや。